サーリセルカ2日目(元旦)の後編。
犬ぞり(ハスキーサファリ)の話がメインです。
だらだら書くから長くなっちゃうんだよね!笑
ホテルに戻ったわたしたち、犬ぞりの準備です。
オーロラのとき(※)と同じように厚着!
装備は、ウール100%のセーターの代わりにユニクロで買った(と思われる)フリースのタートルを着ました。
※オーロラのときの装備はこちらの記事参照
islemoi.hatenablog.com
15時から1時間のコースだったけど、集合時間は14:15にホテルのロビー。
14時からみゅうのカウンターがオープンするので、それに間に合わせる(オーロラツアー申し込まなきゃいけなかったからね)ために14時前にロビーへ行きました。
毎回朝食ビュッフェを食べすぎるわたしたち(笑)、14時頃になってようやく小腹が空いてきたのでロビーで売ってたマフィンを購入。
ブルーベリーマフィンとこの写真のマフィンがあって、こっちのマフィンなんだろね?バナナ?と話してたらフロントのおじちゃんがリンゴだよと教えてくれました。
わたしたち日本語で話してたのに、ナイスタイミング。
アップルパイみたいに煮たリンゴとカスタードが入ってて美味しかったです!胃の気分はすっかりバナナマフィンだったけど!笑
14時になってからみゅうのカウンターでオーロラの予約と支払いをしているところで犬ぞりのお迎えが。
わたしが支払いしている間ロビーに様子を見に行っていたYちゃんが、「イケメンが迎えに来た!」と言ってたけど確かに優しそうな金髪イケメンでした(笑)
今回は英語のみの案内です。
とりあえずイケメンに言われるがまま(笑)、バンに乗せてもらい移動します。
同じホテルからの参加者は50代~?くらいの夫婦が一組。
到着したのはNorthern Lights Villageというところ。
ここで防寒着を借りることができます。
夫婦に防寒着を貸すイケメン、なぜかわたしたちのことはスルー。
でも防寒着欲しいよね?ということで、「わたしたちも防寒着借りれる?」と聞くと「見た感じ君たちはオッケーだと思うよ!」という謎の返答。笑
たしかにスキーウェア着てるけどそこのおじさんもスキーウェア着てたよね!?笑
借りたければ貸すよ、とは言ってるので借りることに。
ただこのノーザンライツヴィレッジにはわたしたちのサイズがない?ようで、次の場所で貸すねとのこと。
そうこうしてるうちに犬ぞりの人たち集合!とイケメンが声をかけ、既にノーザンライツヴィレッジで待機してた人たちと一緒に大型バスに乗り込みます。
まず連れていかれたのはシウラ。
インフォメーションセンターとかお土産屋さんが入ってる建物です。
ここに防寒着やスノーブーツがあるとのことで、借りたい人だけいったん下車。
スキーウェアの上から防寒着を着込み、まるでベイマックス(笑)
ここからさらに15分ほどバスで移動。
ハスキーファームのようなところで下ろされます。
(場所は企業秘密らしい笑)
インストラクターの人から、実際のそりを使って注意事項の説明があります。
でもこれ英語だけ。
説明を聞いてて結構びびっちゃう内容だったので、英語の聞き取りに自信ない人はやめたほうがいいかも…。
一応、めちゃくちゃ分かりやすくゆっくり話してくれてはいるのである程度の理解力があれば大丈夫だと思います。たぶん。
ていうかこのコースって自分たちで運転するのね!?とここで初めて知る(笑)
105€とかだったので、てっきり座ってワー!ってやるだけだと思ってました。笑
そりは基本2人乗り。
1人がpassenger(しっくりくる日本語が思い付かないけど、とにかくそりに座る側)、そしてもう1人が運転者。
運転者は、passengerとそりを引いてくれる犬たち両方の安全に責任があります(っていう説明でびびる)。
運転手の操縦のしかたを色々説明されるけど、英語を聞いて理解してるから漏れがないか、理解間違いがないかめちゃくちゃ不安…。
スピードが出たままカーブを曲がろうとするとそりがひっくり返る可能性があるから気を付けてね、と破損したそりを見せられる。
座ってる側は、木とかに当たると危ないので絶対に手をそりの外に出さないこと。
ノンストップではなく、止まりながら進むから前の人たちと2-3mの距離を空けること、そしてちゃんとブレーキを掛けないと犬たちが危ないよ、とも言われました。コワイヨー!
ハンドサインも色々教えられたけど、すぐ忘れてしまった(ダメじゃん!)
完全にびびってしまったわたしたち、どっちが先に運転するのかをじゃんけんで決める(笑)
(途中で運転者を交代するので、結局2人とも運転することにはなる)
じゃんけんの結果、Yちゃんが先に運転者になりました。
そりに乗り込むけど、興奮したわんちゃんたちがあっちこっちで吠えてて不安になる(笑)
待機中(写真の明るさはかなり上げてあります、実際は真っ暗ではないけど、もう夜だねって暗さ)
全員がそれぞれのそりに乗り込み、出発します。
動画のキャプチャ。もうかなり暗い。
※座ってる人は写真など自由に撮っても大丈夫
あ、運転者はヘッドライトを着けてます。
正直この明かりだけが頼り。
ところどころで止まりながら進んでいくんだけど、ほんとにブレーキかけるのが遅くなると前の人にわんちゃんたちがぶつかってしまいそうで危ない。
結構アップダウンがあったりちょっとしたカーブの道を進むんだけど、下り坂がめっちゃ怖い!
スピードが出るとヒヤヒヤします。笑
たまに雪の塊に乗り上げるとお尻がボコボコなるんだけど、そりに掴まるところがないからどんどんずれてきちゃって座ってるのも意外と大変でした(笑)
Xperiaが優秀すぎて暗いのに意外とちゃんと写真が撮れる笑
見にくいけど、こうやって1本の道を一列になって進んでいきます。
わんちゃんが走って掻き上げた雪がめちゃくちゃ顔に当たるし、風を切るので防寒着を着てても寒い!
ほっぺたが凍傷になりそうなのでちゃんと隠れるネックウォーマーがおすすめ。
しばらく走ったところで交代したかったらどうぞ!って言われたので交代。
いよいよ運転します。何度でも言うけど怖い!
止まってるとわんちゃんたちが振り向いて"もう走ってもいい?"と確認するのがとても可愛い。
スタートするときはそりを軽く押してあげるとわんちゃんたちが勝手に進んでいきます。
ブレーキは足元にあるバーを踏むだけ。
けど、わんちゃん4匹が引いてる力をこんな小娘(笑)が片足の力で止めるのは結構難しかったです。
止まってはくれるけど、かなり踏み込むから雪を掻き上げてしまって、足が雪まみれに。
上り坂とか、わんちゃんたちが大変そうなところでは運転者がそりを押してあげてちょっとだけヘルプ。
さっき座ってたときはあんなに寒かったのに、バランス取ったり踏み込んだり、結構動くので暑い(笑)そして冷や汗がやばい(笑)
Yちゃんが運転してたときよりもどんどん暗くなり、ついに真っ暗な中を走ることに。
前にいるスタッフの人がたまに振り返ってくれるからどっちに進んでいくか分かるけど、坂道とかを見落としがちでヒヤヒヤしちゃう。
前の人のハンドサインも見えないので、正直どこで止まるのか分からず恐る恐る進みます。
そしてたまに枝に直撃しそうになる。危ない。
途中、めちゃくちゃ急なカーブがあるからそこだけはスタッフが手助けしてくれます。
でもこれほんと下り坂+急なカーブだからヘルプがないとコケちゃうと思う。こわいこわい。
そして出発したファームに到着。
かなりびびりながらだったけど、なんやかんや良い経験でした!
勝手に記念撮影(ちなみに紫のやつが防寒具)
わんちゃんたちに別れを告げ、再びバスに乗ってNorthern Lights Villageへ戻ります。
そこで防寒着を返却し、バンでホテルまで。
そういえば、ノーザンライツヴィレッジにはアイスバーがあるみたい。
次回(また来る気)はアイスバー来たいね!と話しながら戻ったのでした。
結局もう17時とかだった?のかな?
オーロラ行く前にごはん食べたいね、と、犬ぞりから戻ってきたその足で結局ホテルのカフェバーみたいなところで夜ご飯。
暖炉そばの席を陣取る。笑
夜ご飯はこちら。
ちゃんとした写真じゃなくて申し訳ないけど、一番奥がYちゃんが頼んだ野菜のパスタ。
上に乗ってる丸いのは、ヘルシンキでも食べたヤギのチーズです。
右下はサーモンのサラダ。
シェアして食べたけど、サーモンも大きくて美味しかった!
そして左下。
わたしが頼んだのはトナカイのスープ!
やっぱラップランドまで来たら食べなくちゃ。
ロヴァニエミのサンタクロース村?サンタヴィレッジ?で前に食べたやつよりちょっと獣臭いけど美味しかったです。
横に添えられてるのは黒パン。ちゃんと食べたよ!笑
かなり具沢山で、これだけでお腹いっぱい。
ジャガイモとかニンジンも入ってたと思う。うろ覚えだけど。
写真はないんだけど、ここにも温かいベリージュースがありました。
寒い地域で飲むからなおさらだと思うけど、美味しかった!
フィンランドは別会計が当然みたいな文化があるので、嫌な顔ひとつせずに対応してくれます(それどころか、前回はお会計お願いしますって言っただけなのに別々のレシートで持ってきてくれた)。
シェアしたサラダの分だけは割り勘できないのでどっちかが払って後で現金でやり取りしました。
フィンランド本当に最高すぎる。
部屋に戻り、オーロラツアーの時間もあるので急いでサウナへ。
昨日と同じように支度をしてオーロラツアーに向かいます。
この日は雲も多少切れてたのでちょっと期待。
でも相変わらずオーロラ予報のレベルは低く、レベル3程度…。
前日とは違い、どのポイントでも基本全員下車。
もちろんバスで待っててもいいけど、オーロラが出てもすぐに呼びに行けません、と言ってました(当たり前)。
凍った川の上で待ったりもした(動かないから死ぬほど寒かった)けど結局オーロラは現れず…。
その代わり星がとっても綺麗でした。
時間の制限があるので、軽食(この日は飲み物だけ+時間も短め)をとって解散。
ほんと前回のわたし、何も苦労せずにあんなに強いオーロラ見れたのってどれだけ幸運だったことか!と、過去のわたしの運の強さにびっくりした(今さら)
そんなわけでホテルに戻り、荷造りをして就寝。
夜中にオーロラ探しに行く?と言ったけど結局二人とも朝まで爆睡してしまったのでした……わたしたちらしい………
ではでは。次の記事はいよいよ最終日になります。